N工務店ではモデルハウスが2つあって、どちらを見ようか悩んでいましたが、前のめりな私たち夫婦を見て、両方案内してもらえることになりました。
家でお腹を空かせて待っているモルモットたちよ。もう少し待っていてくれ。
ナチュラルモダンなモデルハウス
1軒目は白基調のナチュラルモダンなモデルハウスでした。
玄関は軒がしっかり出ていて、外で傘を畳んだりもできる余裕のある空間。
定期的に注文する牧草の段ボールだと大きくて宅配ボックスに入らないので、これくらいの空間があって置き配とか出来ると便利そうです。
LDKは畳コーナー含めて24帖に加えて吹き抜けもあり、大開口の掃き出し窓でかなり開放的。
私「リビングがこれくらい開放感があるとやっぱり気持ちいいね」
リビング18帖でええやろ教徒の妻も、これにはさすがに頷きます。
キッチン、ファミリークローク、ランドリーで回遊できる動線も理想通りでした。
全体的に奇をてらわない空間で、シンプルな間取りだけど、お洒落で洗練された印象を受けました。
また、行く先々で標準仕様か聞いて回りましたが、一部の稼働棚とキッチン・洗面台のグレードアップ以外ほぼ標準だったことも驚きました。
扉などの金具がない造作棚や床の上げ下げ、軒を出すくらいなら標準で対応できるとのこと。
ハウスメーカーだとなかなか考えられない仕様ですね。工務店すごい!
シックで大人っぽいモデルハウス
営業担当「2軒目のモデルハウスはデザイナーがだいぶ遊んでいる設計なので、参考にならないかもしれませんが面白いですよ」
1軒目のモデルハウスで既にテンションが上がったまま、ウキウキで2軒目のモデルハウスに向かいます。
外観から既にお洒落で、ウッドデッキを囲むコの字型の建物でプライベート空間が作られています。
外構にはLIXILのフェンスALがあしらわれていて、妻がキャッキャしていました。
空間を緩く仕切れるのがお気に入りで我が家も採用することになりそうです。
玄関に入ってシューズクロークからウォークインクローゼット、ランドリー、洗面所、浴室と抜けられるので、帰宅後すぐに外の汚れを綺麗にできる動線。
妻「全部ドア開いとったら、玄関から風呂まで丸見えやん」
確かに玄関から室内が丸見えになるのは気になりそう…
リビングは20帖ですが、10帖のウッドデッキと繋がっていて大空間に感じられました。
こちらも吹き抜けがあり天井にはシーリングファンがついています。
私「このシーリングファンって回転の向きとか変えられるんですか?」
妻「?(何言ってんのこいつの顔)」
営業担当「私も動かしたことないですが、ここにリモコンがあるので…あ!?回転向きが選べそうです。向きを変えると何かあるんですか?」
私「夏は下向きで風となって、冬は上向きで暖気を下に循環させられるんですよね。実はシーリングファンに憧れていて勉強してました」
妻「憧れとったんか…(また金掛かりそうなこと言いよる)」
リモコンではなく本体側で切り替えるタイプもあるので、吹き抜けや勾配天井ならリモコンで操作できないと大変そうです。
ちなみに回転の向きは諸説あるので、どちらが正解なのかは導入して体験できたら書きます。
リビング横の畳コーナーは小上がりではなく、掘り下げになっていて天井も低め。
使い勝手が悪そうに見えましたが腰掛けるのにちょうどよく、子どもか居たら遊ばせたりするのに安心ですね。
上に進むと先ほどの畳コーナーの上がスキップフロアになっていて、スタディスペースが作られていました。
そのために畳コーナーは掘り下げていて、天井も低かったんですね。
個人的にスキップフロアの有用性がいまいちピンと来ておらず、これまでスキップフロアを採用した事例があるのか聞いてみたら
営業担当「まだ1軒もありませんw」
と正直に返ってきました。
土地が狭い都会だと採用されてたりするんですかね。
帰宅してから
腹ペコでご機嫌斜めのモルモットたちのお世話を終えて、妻と感想を述べ合いました。
妻「営業担当さんの人柄がめちゃくちゃ良いし、土地も良かったし、総額も予算内にも収まりそうだし、もうN工務店で契約したい」
私「粗探ししても悪いところが見つからないくらい良かったね。ただ人の脳は比較しないと正しく評価できないので、他のハウスメーカーも…うんぬん」
妻「これまで10社近くハウスメーカーや工務店見てきたけど、その中でも一番良かったでしょ!」
私「それはそう。しかも予算も年収も資産も何も聞かれなかったなあ」
妻「お金のこと一切聞いてこなかったのは初めてかもね」
平屋だとこれくらいの建物本体価格になりますという説明はありましたが、ホームページ通りの金額でした。
坪単価だと70万円台で、標準仕様で出来ることも多そうなのでオプション費用で膨れ上がらなそうな期待もあります。
ひとまず2人とも好感触なので良かったです。
もう他を回るのが時間の無駄と思っている妻を何とか説得して、残りのハウスメーカーも訪問してみます。